シャチハタの印影が薄くなってきたとき、
「100均の補充インクでも使える?」
「ダイソーやセリアで売っているインクで代用できないかな?」
と気になることがありますよね。
できるだけ安く済ませたいですし、近くのお店ですぐ買えるなら便利です。
ただ、シャチハタの補充インキは、
「100均の商品だから使える・使えない」ではなく、使っている本体に対応しているかどうか
で判断することが大切です。
シヤチハタ公式でも、補充するときは使用している商品に合った補充インキを確認し、同じ種類・同じ色のインキを使うよう案内されています。
特にネーム9は、専用カートリッジを差し替えて補充する方式です。
「朱色のスタンプ用インクなら何でも入れられる」という考え方では選ばないほうが安心です。
この記事では、
- 100均のインクはシャチハタに代用できるのか
- ネーム9の場合はどう考えればいいのか
- ダイソーやセリアで探すときに何を見るのか
- 純正補充インキと代用品をどう比較するか
- すでに違うインクを入れてしまった場合はどうするか
を順番に整理します。
「安いから、とりあえず試してみよう」と入れてしまう前に、まず確認しておきたいポイントを見ていきましょう。

シャチハタのインクは100均で代用できる?
結論からいうと、
100均で売られている補充インクだから、一律にシャチハタへ代用できるとは言えません。
一方で、
100均だから絶対に使えない
と、販売店だけを理由に判断することもできません。
見るべきなのは価格やお店ではなく、
- 使っているシャチハタの商品名
- 対応する補充インキの種類
- インクの色
- 補充方法
です。
たとえば「浸透印用」「ネーム印用」と書かれたインクを見つけても、それだけで手持ちのシャチハタに対応しているとは限りません。
同じシヤチハタ製品でも、商品によって使う補充インキが異なることがあります。
つまり、
「シャチハタに使えるインク」という1種類のインクがあるわけではない
と考えると分かりやすいです。
100均で補充インクを見つけた場合も、まずは手持ちの商品名を確認するところから始めましょう。
【図1:100均インクを使う前の確認フロー】

100均の補充インクを買う前に確認したい3つのこと
①使っているシャチハタの商品名を確認する
最初に確認したいのは、本体の商品名です。
普段は全部まとめて「シャチハタ」と呼んでいても、実際にはさまざまな商品があります。
たとえば、
- ネーム9
- キャップレス系のネーム印
- ネームペン
- 訂正印タイプ
- 住所印
- 角型印
- 丸型印
などです。
見た目や使い方が似ていても、補充方法や対応インキまで同じとは限りません。
そのため、
「これはシャチハタだから、このインクで大丈夫そう」
ではなく、
「自分が使っている商品名は何か」
まで確認しておくことが大切です。
本体やパッケージ、購入履歴などから商品名を確認できると、その後の補充インキ選びがかなり楽になります。
②対応するインクの種類を確認する
次に、その商品に指定されている補充インキを確認します。
パッケージに、
「スタンプ用」
「浸透印用」
「ネーム印用」
と書かれていても、それだけでは十分とは限りません。
できれば、
「自分が使っている商品に対応している」と確認できるか
まで見たいところです。
対応商品が確認できないインクは、
「たぶん使えそう」
という理由だけで入れないほうが分かりやすいです。
③現在使っているインクの色を確認する
インクの種類だけでなく、色も確認します。
赤と朱色は似ていますが、同じものとして扱うのは避けましょう。
補充するときは、現在使っている商品に対応した種類と色を確認するのが基本です。
「少し赤くしたいから別の色を足す」という使い方ではなく、今使っている商品に指定されている色を確認して補充するほうが安心です。
【図2:補充インキを選ぶ3つの確認ポイント「商品名・対応インキ・色」】

ネーム9のインクを100均で代用する前に知っておきたいこと
ネーム9には専用の補充インキがある
ネーム9を使っている場合は、特に注意しておきたいポイントがあります。
ネーム9には、専用の補充インキが用意されています。
そのため、
「100均で朱色の液体インクを見つけたから入れてみよう」
という選び方とは少し違います。
ネーム9の場合は、代用品を探す前に、まず専用の補充インキを確認するほうが分かりやすいです。
「ネーム9を使っている方は、100均の商品を探す前に、まず専用の補充インキと補充方法を確認しておくと分かりやすいです。」
ネーム9はカートリッジを交換して補充する
ネーム9は、印面へ液体インクを直接垂らすのではなく、専用カートリッジを交換して補充する方式です。
ここは100均で補充インクを探していると、見落としやすい部分です。
店頭に「ネーム印用」「浸透印用」と書かれた液体インクがあっても、
補充方法そのものが違う
のであれば、同じようには使えません。
ネーム9を使っている方は、「インクの色が似ているか」よりも、「補充方式まで合っているか」を確認すると判断しやすくなります。
対応が確認できないものは無理に使わない
100均で似たような商品を見つけても、
「ネーム9に対応している」
と確認できない場合は、無理に試さないほうが安心です。
少しの価格差を節約するために試した結果、本体まで買い直すことになると、かえって負担が増えてしまいます。
仕事でよく使うネーム印なら、特に「安いか」より「対応が確認できるか」を優先したほうが選びやすいでしょう。

ダイソーやセリアの補充インクならシャチハタに使える?
100円ショップでスタンプ用や補充用のインクを見つけると、
「ダイソーの商品なら使える?」
「セリアなら大丈夫?」
と店名で調べたくなりますよね。
ただ、判断するときは店名ではなく、その商品の対応表示を見ることが大切です。
店名だけでは使用できるか判断できない
ダイソーやセリアで購入した商品だからといって、それだけでシャチハタへの適合が決まるわけではありません。
見るべきなのは、
今手に取っている補充インクが、自分のネーム印に対応しているか
です。
ネット上で「100均のインクを使った」という情報を見つけても、同じ商品・同じネーム印とは限りません。
参考にする場合も、最後は自分が使っている商品の対応情報まで確認したほうが安心です。
パッケージの用途・対応商品を確認する
100均で補充インクを見つけたら、次の表示を確認してみてください。
- 何に使うインクなのか
- 浸透印用なのか、スタンプ台用なのか
- 対応する商品や方式が書かれているか
- インクの色
- 補充方法
特に、
「スタンプ用だからシャチハタにも使えるはず」
とは考えないようにしたいところです。
「スタンプ」という言葉の範囲は広いため、用途をもう一段詳しく見る必要があります。
対応が分からないなら無理に買わない
100円なら、
「もしダメでもいいかな」
と思ってしまうこともあります。
ただ、本体へ一度入れてしまうと、簡単に元の状態へ戻せない可能性があります。
100円のインクを無駄にするだけならまだしも、本体まで影響すると負担が大きくなります。
対応がはっきり確認できないなら、その場では買わず、手持ちの商品名を調べてから選ぶのも十分ありです。
「浸透印用」と書いてあればシャチハタに使える?
「浸透印用」だけでは判断しない
「浸透印用」という表示を見ると、
「シャチハタも浸透印だから大丈夫そう」
と考えやすいですよね。
ただ、「浸透印用」は用途を示す大きなくくりであって、手持ちの商品への適合まで保証しているとは限りません。
そのため、
「浸透印用」という文字だけで決めない
ことが大切です。
シャチハタの中でも商品によって補充インキが違う
同じシヤチハタの商品でも、すべて同じ補充インキを使うわけではありません。
ネーム印、住所印、角型印など、商品によって補充インキや補充方法が分かれている場合があります。
「シャチハタなら全部同じ」という選び方はしないほうがよいでしょう。
商品名まで確認すると失敗しにくい
迷ったときは、
「浸透印用か?」
ではなく、
「自分が使っている○○という商品に使えるか?」
まで確認してみてください。
ここまで分かれば、100均商品でも純正品でも比較しやすくなります。
逆に、商品名まで分からない場合は、先に本体を確認するのがおすすめです。
100均インクと純正補充インキは何が違う?
純正品は対応商品を確認しやすい
純正補充インキの分かりやすいところは、
どの商品に使うものなのか確認しやすい
ことです。
初めて補充する方にとっては、この分かりやすさは大きなメリットです。
「これで合っているかな?」と迷う時間を減らしやすくなります。
100均は価格だけでなく適合確認まで含めて考える
100均の商品は、価格を抑えられることが魅力です。
ただし補充インクに関しては、
「安く買えた」
だけでは終わりません。
自分のネーム印に対応しているかを判断できることが前提になります。
そのため比較するときは、
価格+対応確認のしやすさ
で考えると分かりやすいです。
仕事で頻繁に使うなら安心して選べるほうが楽
毎日仕事で使うネーム印の場合、数百円の差より、
「これで合っているかな?」
と迷わず補充できることのほうが大切な場合もあります。
個人的には、
対応がはっきり確認できる100均商品なら検討する。確認できないなら無理に代用しない
くらいの考え方がバランスを取りやすいと感じます。
「100均はダメ」と最初から決めるのではなく、適合確認を基準にするイメージです。
【図3:100均インクと専用補充インキ、どちらを選ぶ?判断チャート】

100均インクを代用するときに注意したいこと
違う種類のインクを混ぜない
一番避けたいのは、すでに入っているインクと違う種類のものを自己判断で混ぜることです。
「少しくらいなら大丈夫かな」
という判断ではなく、種類まで確認してから補充しましょう。
違う色を上から足さない
赤から朱色、朱色から赤など、別の色を上から補充するのも避けたほうが安心です。
色が似ていても、インクの種類まで同じとは限りません。
色を変えたい場合は、単純に別色を混ぜるのではなく、その商品で可能な方法を確認してください。
「少しだけ試す」も慎重に
対応が分からないインクについて、
「1滴だけなら大丈夫かな」
と思うこともあります。
ただ、インクは本体内部へ入るものなので、少量でも簡単に取り除けるとは限りません。
試す前に適合を調べたほうが、結果的には手間が少なくなります。
そもそもインク不足なのか確認する
印影が薄いからといって、必ずインク不足とは限りません。
印面の汚れや押し方が原因で、一部分だけ薄くなることもあります。
補充する前に一度試し押しして、
「全体的に薄い」
「一部分だけ欠ける」
のどちらなのかを確認しておくと判断しやすいです。
【関連記事:シャチハタのインクが出ない・薄いときは?かすれる原因と対処法を解説】
「そもそも補充が必要か分からない場合は、まず印影が薄くなる原因から確認してみてください。」
すでに100均のインクを入れてしまったら?
「もう入れたあとだった」
という方もいると思います。
その場合は、必要以上に慌てず、これ以上状態を複雑にしないことを優先しましょう。
さらに別のインクを追加しない
印影がおかしくなったときに、
「純正インクを足せば元に戻るかも」
と、さらに別のインクを入れるのは避けたほうがよいでしょう。
まず追加補充を止めて、現在の状態を確認します。
印影の状態を確認する
不要な紙へ試し押しして、
- 普通に押せている
- 色が変わった
- にじんでいる
- 一部分だけかすれる
- ほとんど出ない
など、どんな状態なのか確認します。
原因を考えるときは、
「100均インクを入れた」
ということだけではなく、
実際に印影がどう変わったか
を見ることも大切です。
自己流で水洗い・分解しない
間違ったインクを入れてしまうと、
「中を洗えば元に戻るのでは?」
と考えたくなるかもしれません。
ただ、自己流で本体を分解したり、水や溶剤などで内部を洗ったりするのは避けたほうが安心です。
構造が分からないまま手を加えると、別の不具合につながる可能性があります。
改善しない場合は公式情報を確認する
状態が戻らない場合は、本体の商品名を確認して公式情報を見たり、必要に応じてメーカーへ相談したりする方法があります。
その際は、
「どの商品を使っているか」
「何というインクを入れたか」
「現在どんな印影になっているか」
を整理しておくと確認しやすくなります。
【図4:100均インクを入れてしまったときの対処フロー】

シャチハタの補充インキを失敗せず選ぶ簡単チェック
補充インキを選ぶときに迷ったら、次の3つだけでも確認してみてください。
①商品名は分かる?
まずは本体の商品名です。
「シャチハタ」だけではなく、
「ネーム9」など具体的な商品名まで確認します。
②対応する補充インキは分かる?
次に、その商品に対応する補充インキを確認します。
公式情報や商品パッケージで、
自分の商品が対応対象に入っているか
を見ます。
③色は同じ?
最後に、現在使用している色と同じか確認します。
つまり、
商品名
↓
対応インキ
↓
色
の3段階です。
この3つがすべて確認できれば、かなり選びやすくなります。
逆に、
「商品名が分からない」
「対応商品が書かれていない」
「色が違う」
という場合は、そのまま補充せず一度確認するほうが安心です。
シャチハタの100均インクについてよくある疑問
ダイソーの補充インクならネーム9に使える?
「ダイソーで売っているから使える」とは判断できません。
実際の商品表示を確認し、ネーム9への対応が明確かを見る必要があります。
ネーム9には専用のカートリッジ式補充インキがあるため、対応が確認できない液体インクを自己判断で使わないほうが分かりやすいです。
セリアの補充インクなら使える?
セリアの場合も考え方は同じです。
店舗名ではなく、
その補充インクが自分のシャチハタに対応しているか
を確認してください。
「浸透印用」「スタンプ用」と書かれているだけでは、手持ちの商品に使えるとは限りません。
朱色ならどのインクでも同じ?
同じ朱色に見えても、インクの種類まで同じとは限りません。
「色が同じだから大丈夫」ではなく、種類と対応商品まで確認しましょう。
純正インクより100均のほうがお得?
単純な購入価格だけなら、100均商品のほうが安く感じることはあります。
ただし補充インクの場合は、
問題なく使えること
まで含めて考える必要があります。
対応が確認できるなら比較材料になりますが、分からないまま本体へ入れるのであれば、価格だけで選ぶメリットは小さくなります。
仕事で頻繁に使うものなら、対応が明確な補充インキを選ぶほうが結果的に手間が少ないこともあります。
100均のスタンプ台用インクを補充してもいい?
スタンプ台へ補充するためのインクと、ネーム印本体へ補充するインクは、同じものとは限りません。
「スタンプ用」という言葉だけを見て、本体へ直接補充しないようにしましょう。
使っている商品に対応しているかを確認するのが基本です。
まとめ|100均かどうかではなく対応するインクかを確認しよう
シャチハタのインクを補充するときは、
「100均だから使える」
「100均だから使えない」
と販売店だけで判断するのではなく、
自分が使っている商品に対応するインクかどうか
で判断することが大切です。
確認するポイントは、
- 本体の商品名
- 対応する補充インキ
- インクの色
- 補充方法
です。
特にネーム9は専用のカートリッジを使う方式なので、100均で液体タイプのインクを見つけても、そのまま代用できるとは考えないほうがよいでしょう。
100均で補充インクを見つけたら、
見つける
↓
すぐ入れない
↓
本体の商品名を確認
↓
対応する種類・色を確認
↓
補充方法も確認
↓
適合が分からなければ専用品を確認
という流れで考えると分かりやすいです。
個人的には、100均の商品を使うこと自体よりも、
「よく分からないけれど、たぶん使えそう」で入れてしまうこと
を避けるのが一番大切だと感じます。
対応がきちんと確認できるなら比較できますし、確認できないなら無理に代用する必要はありません。
価格だけではなく、
「このインクなら自分のシャチハタに使える」と確認できるか
を基準に選んでみてください。
「使っている商品に合う補充インキが分からない場合は、本体の商品名を確認したうえで公式情報もチェックしてみてください。」
【関連記事:シャチハタのインク補充方法の記事】
「使う補充インキが決まったら、実際の補充手順はこちらの記事で確認できます。」

